近藤建設 さま
近藤建設株式会社さま(以下、近藤建設さま)は、埼玉県ふじみ野市に本社を構える地域密着型の総合建設会社。「快適生活応援企業」として、地域のお客さまとの「親戚づきあい」を掲げ、お客さまに寄り添う建物づくりに努めていらっしゃいます。
2021年よりシーズンシートをご契約をいただいている近藤建設さま(※シーズンシートの取材記事はこちらをご覧ください)。ベルーナドーム内の大型ビジョン(以下、Lビジョン)を新しくするにあたり、「三振を取った時の演出に、近藤建設さまのサウンドロゴを使いたい」というご提案をいたしました。
近藤建設さまは20年以上も前からテレビやラジオで「こん・こん・近藤〜建設〜♪」というサウンドロゴを使用。地元に根付いた球団を目指している埼玉西武ライオンズとして、地元の企業かつ、長年親しまれている近藤建設さまの曲がぴったりだと考え、オファーをいたしました。
近藤建設さまは「うちのメロディーで大丈夫なのかな」「試合進行の邪魔にならないのかな」と不安なお気持ちが強かったそうですが、近藤建設さまも地域のお客さまとの「親戚づきあい」を掲げる地元密着企業。埼玉西武ライオンズの「地域を盛り上げたい」という思いと合致し、承諾してくださりました。
とはいっても、スタートまでにはさまざまな困難があったそうです。CMとは異なる、特殊な広告とあって、「どんな効果があるのか」がわかりにくいという障壁が……。そんな中でも担当である宇佐見さまの熱意が社内に通じ、出稿が決定しました。
球場で流れる音楽や映像を作る際に、近藤建設さまからいただいた要望は「イメージを崩さないこと」でした。埼玉県民にとって馴染み深い“近藤建設さまのサウンドロゴ”だと認知していただけるものを維持しつつ、試合のテンポに合うものを模索。何度も話し合いを重ね、音楽も映像もブラッシュアップし、現在の形になりました。
当初、近藤建設さまは「球場に足を運ぶ埼玉県民のみなさまに伝わればいいね」と考えていたそうです。ところが三振の演出を初めてすぐに、X(旧Twitter)で「近藤建設の音楽だ」「こんこん近藤だー!」と話題に。社内でも「うちの会社のことでSNSが大騒ぎになっています!」と想定以上の反響があったそうです。
奪三振の演出が定着した現在は、球場でサウンドロゴが流れるたびにファンのみなさまが手拍子で盛り上げます。またXでは「今日は近藤建設10個でした」のように、三振を取ることを近藤建設さまに置き換えて発信するファンも多くいらっしゃいます。SNSがきっかけで、メディアに取り上げられることもあったそうです。
さらに採用活動を行った際には「球場で耳にしてます」「埼玉西武ライオンズのスポンサーなんですよね」とお声がけいただく頻度が増加。社内でも実際に球場で奪三振の演出を見た社員の方から「鳥肌がたちました!」「ファンのみなさまに親しまれている会社で働いているんだ」との声も上がっているそうです。はじめる前は、応援の雰囲気を損なうのではないかと心配されていたそうですが、予想に反してSNSでは「近藤建設は今年も広告やるのかな?」と期待の声が寄せられるなど、ポジティブな反応が多く、さまざまな相乗効果を生み出しています。
今後の展望をお聞きすると「1年前に計画していた社内の埼玉西武ライオンズコーナーが完成しました!」との嬉しい知らせが。ファンである社内のコーディネーターさんや大工さんが設計・製作を行い、力のこもった展示になっています。ユニフォームや野球グッズなどが展示されているほか、ユニフォーム・帽子を着用して写真を撮れるフォトスポットも。お客さまや関係会社の方だけではなく、地域の方々も自由に見学できるようにしていることからも、近藤建設さまの地元愛がうかがえます。
「地域を盛り上げたい!」という熱い思いから、さまざまな場面で埼玉西武ライオンズとのお付き合いを続けてくださる近藤建設さま。今後とも地元密着企業として盛り上げてまいります。
お客さまの声
試合中27アウトのうち、奪三振は少ない機会。どれだけ効果があるのか?と不安もありました。ですが「この企画を考えた時、最初に思い浮かんだのが近藤建設さまです」と言われ、そこまで言ってもらえるならやってみようと思えたんです。
実際にはじめると、貴重な広告機会を活かしてくださるようにタイミングを調整してくださり、想像以上の反響に。球場で何万人ものファンの方が手拍子しているのを見ると、今も鳥肌が立つほど感動します。
社員にとっても「いい会社で働いている」と自覚してもらえたり、採用や営業で話すきっかけになったりと相乗効果は多岐に渡ります。これからも弊社の埼玉西武ライオンズコーナーをはじめ、多岐にわたる場面で新しい相乗効果が生まれるかもと期待しています!
宇佐見 智大 さま
永野 真悟 さま
20年以上愛される企業サウンドロゴが球場文化に!奪三振演出を通じて企業ブランドがさらに向上、SNSでも大反響
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